現在、アメリカの軍隊がイラクに派兵しています。
これが、今までの戦争と違う様相です。
1 自爆
2 相手が見えない、見えにくい
自爆といえば、戦史上組織的におこなった国があります。日本です。
そこで、2001年11月に発刊になった 特攻の真実 命令と献身と遺族の心 著者 深堀道義 氏の言を抜粋して引用する。
抜粋1**********************************
それでは、体当り攻撃を受けたアメリカ軍の将兵はどう思っていたのであろうか。
艦橋にいる艦長以下の幹部と見張り要員、対空射撃要員、空母の場合はさらに飛行甲板上の作業員たち。これらの人々が自分の眼で突っ込んでくる日本の飛行機を見つめていたのである。
彼等の一部の者は、その非人道的な行為に対して憎悪の眼をもって見たといわれているが、一部の者は、祖国に対して自分の一身を捧げるという崇高な行為に対して、畏敬の念をもって見たという。
また、ある者はその恐ろしさに堪え切れずに精神に異常を来したといわれている。
沖縄戦のある時期、特攻機による大きな被害、昼も夜もいつ襲ってくるかも知れないことに対する緊張の連続、限界に近い疲労、増加する精神異常などによって、沖縄周辺より一時全艦隊を引上げることを米軍首脳部が考えたことがあった。、
けれども米軍は迅速に防空態勢を確立していった。それは空母群や泊地の外周に幾組も哨戒艦艇を配置し、上空には常時哨戒戦闘機を飛ばすという方法である。
哨戒部隊は、三〜四隻の駆逐艦や護衛艦からなり、電探で日本機の来襲を早期に捉え、強力な対空砲火を以って、上空の戦闘機と連絡をとりながら特攻機を阻んだのであった。そして特攻機の多くが、空母に行きつく前にこの小艦艇に突っ込んでしまったのである。アメリカの小型艦艇に特攻機による被害が多いのは、日本の特攻機のパイロットは未熟であり、敵艦がどんな艦種であるかの識別もできなかったこと、およびこの哨戒艦群よりの射撃で被害をうけ、それ以上は飛べずに突っ込んだ結果であった。
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特攻隊員の若者たちが、どんな人物であったのか分っていなかった戦争中の記事では、
特攻隊員は血に狂った狂信的な国家主義者である。
特攻隊員は鎖で操縦席に縛りつけられている。
経かたびらを着て出撃した。
麻薬を打たれたり、酔っぱらったりで離陸前に乱ちきセックス狂宴で精神を麻痺させてから出撃した。などなど、
しかしながら戦後になって特攻について研究した外国人たちが、特攻隊員はごく普通の青年であり、いざ出撃命令が下ると、決然としてそれに従ったという事実を知ったのである。
例えばアイヴァン・モリスは『高貴なる敗北ー日本史の悲劇の英雄たち』(アイヴァン・モリス 斎藤和明訳 中央公論社 昭和56年刊)で、次のように書いている。
カミカゼ攻撃隊員の心理を覆うものの中に、敵への憎悪、復讐欲ー戦友の死を見て復讐心を起こすという動機が、しばしば、戦時の兵士たちの憎悪の激情を説明、もしくは容認する際に言及されるーは、ほとんど現われてこない。
彼らは、外国がもたらす汚れから日本の清らかな土地を守るため、また家族を防衛するため生命を捧げる義務があると、しばしば書いている。
抜粋2*********************************
上記の歴史的事実から下記のことがわかります。
1 イラクで自爆テロを行う人は、血に狂った狂信的な国家主義者ではなく、普通の人
2 外国がもたらす汚れからイラクの土地(イスラム)を守るため、また家族を防衛するため生命を捧げる
3 米軍の中に、恐ろしさに堪え切れずに精神に異常を来した者がいた。
太平洋戦争では、米軍が迅速に防空態勢を確立しえたから、戦争が続行できたといえます。
しかし、現在、自爆を防ぐ有効な手段はありますか。自爆をする人は、外見からは判別できない普通の人です。はっきりいって、防ぎようがありません。防ぎようがなかった場合、どんなことが想定されるでしょうか。恐ろしさに堪え切れずに精神に異常をきたす者が多数出てきます。そうすると、核のボタンを精神異常からボタンを押してしまうのです。この戦争が長引けば、長引くほど、核のボタンを押す確率が1に限りなく近づきます。
もし、使った場合、「あなた核爆弾を使ったのだから、私も核爆弾使う」という論理が成立します。そうすると、この高度に発達した情報社会において、またたく間に情報が広まり、核がそこらじゅうに使われ
一気に、第三次世界大戦が起ります。
過去の世界大戦を振り返ります。
1914年に始まった第1次世界大戦は死者の数 851万人でした。
1939年に始まった第2次世界大戦は死者の数 5000万人でした。
では、第3次世界大戦ではどうかと予測を立てると、そのまま直線的に増加すると7億6380万人になり指数関数的に増加すると、ほぼ地球に生息する人間がいなくなってしまうぐらいの事態になることが予想されます。
まさに、教皇庁が封印したというファッテイマの予言 ”生きている者が、死んだ者をうらやむ事態・・・”を本で読んだことがあります。
核爆発による人間蒸発、民族の消滅。核の冬に伴う過酷な寒さ、生態系のアンバランス、食物の不足に伴う飢え、疫病の蔓延。
少ない資源を求めての殺戮。まさしく地獄。狂乱した人々。
そこで、 書籍 第4の国難 日本崩壊の地鳴りが聞こえる 著者 前野 徹 氏の言を抜粋して引用する。
抜粋3******************************
日米戦はルーズベルトが仕掛けた巧妙な謀略。これはもはや世界の常識になりつつある。
昭和二十三年(一九四ハ)年、すなわち終戦の早くも三年後に米国の権威ある歴史学者、チャールズ・ピアード博士が『ルーズベルト大統領と第二次世界大戦』を著し、ルーズベルトの謀略を告発した。しかし、この書は、GHQによりて封印され、日本ではその存在が知られていなかった。
ルーズベルトの陰謀をさらに明確にしているのは、大統領一家の一員、彼の長女の夫、カーチス.・ドールが著した『操られたルーズベルト』(馬野周二訳・プレジデント社刊)である。
この中でドールは、家族との会食の席で発言した「私は決して宣戦はしない。私は戦争を造るのだ」というルーズベルトの言葉を紹介している。ルーズベルトは、真珠湾攻撃の前日にも、「明日戦争が起こる」とつぷやいていたという。
東京裁判で真珠湾攻撃は、意図的な騙し討ちだったことを証明し、裁こうとしたが、逆に事務的な手続き上のミスでアメリカ側に通達が遅れただけだという事実が証明された。
日本政府は堂々と宣戦布告をし、開戦する予定だった。だが、日本の外務省から在米日本大使館に送電した「交渉打ち切り」の電報をアメリカ政府に手渡すのが様々な偶然が重なり遅れて、真珠湾攻撃がその前に実施されてしまったというのが真相で、.暗号解読を行っていたアメリカ政府、ルーズベルト米大統領は、既に日本大使が遅れて通告をする前に、その事実を知っていたことがわかっている。
恐らく、日本が真珠湾を間もなく攻撃すると聞いて、ルーズベルトは飛び上がって喜んだに違いない。開戦の大義名分が立つ上、「編し討ちも辞さない卑劣な日本民族」と戦うのだとなれば、国民も奮い立つ。ルーズベルトにとって、真珠湾攻撃は一石二鳥のありがたい贈り物となった。日本はまんまとルーズベルトの罠にはまってしまったのだ。
戦争に日米の両国民を引きずり込んだのみならず、日本の都市に無差別攻撃を仕掛け、百万人こす無辜の民の命を奪ったフランクリン・ルーズベルトこそ国際犯罪人である。
抜粋3******************************
先の太平洋戦争では、アメリカの ”わな” にはまって、開戦してしまい、一般民衆の犠牲を禁じた国際法を無視した原爆等で、155万人の無実な人が、犠牲になりました。
今回のイラク問題については、”わな” かどうかわかりませんが、”わな”だとしたら、やめてほしい。”わな”かどうかわかる人は、アメリカでの最高意思決定機関しかわかりません。こちらは、わかるはずがないので憶測になります。しかし、アメリカは、建国以来、現在にいたるまで、自分たちだけの利益にはしり、自国の利益なら、どんな手段でもいとわな
い国ではないですか。再度言いますが、”わな”だとしたら、日本を巻き込むことは止めてほしい。また、「世界平和」のためにも、第3次世界大戦に発展が濃厚な「イラク派兵」を一刻も早く止めてほしい。日本国民の一人として、地球に生きるものとして、切に、強く、望みます。
もし、第3次世界大戦がおこった場合、あなたたちの神、われらの父、全人類の神は、あなたたちを、決して、決して許さないでしょう。
第3次世界大戦で生き残るとしたら、洞窟に住み、西洋文明を拒否している人だと思います。
それは、誰でしょうか?
参考までに 2001年11月に発刊になった 特攻の真実 命令と献身と遺族の心 著者 深堀 道義 氏の言を抜粋して引用する。
抜粋4********************************
西洋には次のような諺がある。
「戦って敗れた国は必ず興る、戦わずして敗れた国は滅びる」
大西長官がこの諺を知っていたのかどうかは解らない。彼は東京日日新聞社の特派員であった戸川幸夫の、特攻についての質問に、こう答えている(前出の草柳本による)。
「勝たないまでも負けない。それが日本を亡国から救う道である。そのためには特攻がどうしても必要なのだ」「いくら物量のあるアメリカでも日本国民を根絶してしまうことはできない。勝敗は最後にある。
99回敗れても、最後に一勝すれば、それが勝ちだ。攻めあぐめばアメリカもここらで和平しようと考えてくる。戦争はドロンゲームとなる。これに持ち込めばとりもなおさず日本の勝ち、勝利とはいえないまでも負けにはならない。国民全部が特攻精神を発揮すれば、たとえ負けたとしても、日本は亡びない、そういうことだよ」
誤解されることをおそれずに言えば、海軍中将としての大西にとって、特攻は政治的手段のひとつであり、あるいはまた終戦後の日本をからくも支える哲学の母型となっている、というのが草柳氏の所感である。
筆者が思うには、大西中将の抱くこの哲学は、日本は徹底的に抗戦し、国土は余さずに荒廃し、降伏ではなく完敗を喫した後に、勝者が日本民族の特攻精神に何物かを感じて、日本民族を根絶させるようなことはしないであろう、というようなものだったのではないだろうか。
抜粋4******************************
また、参考までに 書籍 第4の国難 日本崩壊の地鳴りが聞こえる 著者 前野 徹 氏の言を抜粋して引用する。
抜粋5******************************
原爆を正当化するために、日本があのまま戦争を続行していれば、日米双方に
大きな犠牲者が出たので原爆投下もやむをえなかったという主張がある。
トルーマンも終戦後、盛んに強調して責任回避を図ろうとしたが、これは大いなる
欺瞞である。なぜなtら、終戦の日が近いことをアメリカ側は百も承知だったからである。
一九四五年春から夏にかけて提出された米統合参謀本部会議長報告には「日本は
既に敗北しており、降伏準備をしている」とはっきり書かれている。・・・・・・・・
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トルーマンも、米統合参謀本部との会議の席上、ジョージ・マーシャル陸軍参謀総長は、大統領に向かって「日本は既に絶望的な状況にあり、ここでソ連が参戦すれば、それが決め手になってその時点、あるいは米軍が上陸した時点で降伏すると
考えられる」と分析を披露、トルーマンも同意している。
ヤルタ会談でソ連の参戦が決まった以上、もはや原爆を投下する必要はどこにもなかった。
トルーマンは、この事実を知りつつも、原爆投下にゴーサインを出したことに後ろめたさを感じていたのだろう。原爆投下後、トルーマンは本土上陸作戦で予想される
「五十万の米国軍人を救うためにやむなく原爆を投下した」と弁明している。
一九四五年八月九日、トルーマンが出した声明でも、アメリカ人の人命尊重を強調して原爆投下を正当化した。
「真珠湾を何の警告もなしに攻撃した者達に対して、われわれは原爆を使用した。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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六月十五日付けで同委員会が統合参謀本部に提出した報告書では、戦死者は
四万人、負傷者十五万人といった数字が並んでいた。明らかに米兵五十万人の犠牲者は、弁明のために後ででっちあげられた数字なのである。
また、原爆の投下は米国民には秘密裏に進められた。無論、原爆開発は最高軍事機密だったとはいえ、原爆投下に関して意図的に隠した節が強い。
当時、米国民の間では、戦争に民間人を巻き込むことは許さないという考え方が主流で、原爆投下は世論が許さなかった。そのため、原爆の投下はおろか、開発の現実すら一切伏せられていた。それは軍内部まで徹底しており・・・・・・・・・・・・・
抜粋5******************************
上記の抜粋からわかることは、もし、新兵器が開発されたら、すくなくともアメリカは
使う必要がなくても、使用するということ。それは、軍内部でも秘密にしておくということ。その新兵器は憶測ですが、核爆弾をはるかに凌駕するものと思われます。
その新兵器がもし使われたら、地上にいる人間は存在できるのでしょうか。
先の大戦で、核兵器を使うことの誤りを、戦争後に、使って見て、はじめてわかりました。しかし、その新兵器を使ってみて判断する場合、判断する人間がいなくなってしまうのではないのでしょうか。
それでは、歴史的事実を追加しますが、
”人類は、有史以来、今まで、使われなかった兵器はない”という事実です。
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