W パソコン「A1」をメールサーバーにする

作者名 SIN ソフト名 BlackJumboDog 
<図24>
 上の図のようなメールサーバーを構築していくことにする。

(1) ソフト「BlackJumboDog」の入手

 次のURLから自己解凍形式のファイル「bjd-2.1.8」をダウンロードする
   http://homepage2.nifty.com/spw/bjd/index.html
<図25>
(2)インストール

@ パソコン[A1]の適当なフォルダで展開するだけでよく、例えばc:\BJDを作成し、ファイル
  「bjd-2.2.3.exe」をフォルダ「BJD」に入れ、ダブルクリックしてその中で展開する。

Aその中に現われるファイル「Setup.exe」をダブルクリックすると、インストール画面が
  現われ、インスト−ルを進める。

(3)スタート→プログラム→BlackJumboDog→BlackJumboDogで起動し、
  右下のトレイ上にある黄緑色のアイコンをクリックして、ソフト「BlackJumboDog」
  のウィンドウを画面に出す。(図26、図27)
<図26>
<図27>
 (4)ソフト「BlackJumboDog」の設定

 @ 設定→メールサーバ→基本設定で(図28)

  ・「メールサーバを使用する」 にチェックを入れる
  ・デフォルトで「ドメイン名」はbjd.ne.jp になっているが、自由に名前を付ける
   ことができる。そのまま、bjd.ne.jp とする。
  ・「メールを保存するディレクトリ」の箇所には、自由にフォルダを決める。
   ここでは、cドライブにフォルダmailを作成し、c:\mailとする
  ・「OK」ボタンを押す
<図28>
<図29>
 A設定→メールサーバ→追加ドメイン名で(図29)

  ・ドメイン名の欄にbid.ne.jpを入れる。

 B設定→メールサーバ→インターネット転送で、プロバイダーから送られる
  電子メールの設定に基づいて以下の例のようにする(図30)

    ・「インターネット・メール転送を使用する」にチェックを入れる
    ・「送信(SMTP)サーバ」にプロパイダの送信メールサーバを入力する。
     例えば ab.pqrs.ne.jp
    ・「ポート」に25を入力する。
    ・「受信(POP3)サーバ」にプロパイダの受信メールサーバを入力する。
     例えば ab.pqrs.ne.jp
    ・「ポート」に110を入力する。
    ・「アカウント」「パスワード」「メールアドレス」にプロパイダの指定したものを入力する。
     例えば 「アカウント」 suzuki  「パスワード」 ******
         「メールアドレス」suzuki@ab.pqrs.ne.jp
<図30>
<図31>
C 設定→メールサーバ→中継許可で、(図31)
  ・名前、アドレスを利用人数分だけ用意し記入。
  ・追加ボタンを押す

D 設定→メールサーバ→利用者で、(図32)
  ・アカウント、パスワード、コメントを利用人数分だけ用意し記入
  ・追加ボタンを押す

<図32>
<図33>
E プロキシ−設定(図33)

  ・設定→プロキシ−サーバで、プロキシ−サーバを使用するにチェックをいれる。
  ・設定→プロキシ−サーバ→メールで
     サーバの欄にはプロバイダーのメールアドレスを設定。
     クライアントからのポートに、5025、5110を入れる。

(5)パソコン「A1]「A2]「A3」「A4」でのメール送受信ソフト
   Outlook Express 5の設定
   @ ツール→アカウント→メールで、追加→メールを選択し、
     インターネット接続ウィザードに入る(図34)

<図34>
A 名前 (図35)

   ・「表示名」に利用者の名前を入力し「次へ」のボタンを押す。
      例 パパ  (パソコン「A1]の場合)
        ママ  (パソコン「A2]の場合)
        タロウ (パソコン「A3]の場合)
        ハナコ (パソコン「A4]の場合)
<図35>
<図36>
 B インターネット電子メールアドレス(図36)
   ・「電子メールアドレス」に利用者の電子メールアドレス
    ( アカウント名@ドメイン名 )を入力し「次へ」のボタンを押す。

      例 papa@bid.ne.jp (パソコン「A1]の場合)
        mama@bid.ne.jp (パソコン「A2]の場合)
         tarou@bid.ne.jp (パソコン「A3]の場合)
         hanako@bid.ne.jp (パソコン「A4]の場合)

 C 電子メールサーバー名(図37)
    ・受信メールサーバーとしてメールサーバーのIPアドレス192.168.1.1を記入
     ・送信メールサーバーとしてメールサーバーのIPアドレス192.168.1.1を記入
    ・「次へ」のボタンを押す
<図37>
<図38>
 D インターネットメールログオン(図38)

  ・「アカウント名」及び「パスワード」を入力し「次へ」のボタンを押す。
   例 パソコン「A1]の場合
       アカウント名 papa  パスワード papa11
     パソコン「A2]の場合
       アカウント名 mama  パスワード mama12
     パソコン「A3]の場合
       アカウント名 tarou  パスワード tarou13
     パソコン「A4]の場合
       アカウント名 hanako  パスワード hanako14

(6) 電子メール使用上の宛先記入の仕方
  @家族どうし(家庭内イントラネット)のメール交換の場合
    [例] タロウにメールを出したい場合 tarou@bjd.ne.jp
    [例] パパにメールを出したい場合 papa@bjd.ne.jp
  ・家族内部から外部へメールを出したい場合 
     通常通り記載。例えば mori@ ab.pqrs.ne.jp
  ・外部から家族内部へメールを出したい場合
    [内部のアカウント名]<インターネット電子メールアドレス>
   [例] 外部からママにメールを出したい場合 [mama]<suzuki@ab.pqrs.ne.jp>

 「A1」のメールサーバーの構築により、他の3台のパソコンからでも、
外部(インターネット)へメールの送受信が可能になる。また、4台相互に
メールの送受信が可能になる。
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