T パソコン「A1」をファイルサーバーにする

 ファイルサーバーとは、LANで接続された複数のユーザーがディスクを共有する
ためのプログラム、もしくは制御するパソコンを意味する。

@ 4台ともに、NICをISAバスに取り付け、ドライバーをパソコンにインストールして
  NICを動作させる。

A 4台とも上の図のように、コンピュータ名、ワークグループ名を各パソコンにつける。
  (スタート→設定→コントロールパネル→ネットワーク→識別情報)
<図2>
 <図3>
B 4台ともに、TCP/IPをインストールする。(コントロールパネル→ネットワーク
  →ネットワークの設定→追加→プロトコル→Microsoft→TCP/IP)

C 上の図のようにIPアドレスを設定する。サブネットマスクは4台とも255.255.255.0とする。
  (コントロールパネル→ネットワーク→ネットワークの設定→TCP/IP
  −>***アダプタ→プロパティ→IPアドレス→IPアドレスを指定)
<図4>
<図5>
D Microsoft ネットワーク クライアント のインストール(コントロールパネル→ネットワーク→
 ネットワークの設定→追加→クライアント→追加→Microsoft→Microsoft ネットワーク クライアント)

E Microsoft ネットワーク 共有サービスのインストール(コントロールパネル→ネットワーク→
   ネットワークの設定→追加→サービス→追加→Microsoft ネットワーク 共有サービス)

F 「A1」にダイヤルアップアダプタのインストール(コントロールパネル→ネットワーク  
    → ネットワークの設定→追加→アダプタ→追加→Microsoft→ダイヤルアップアダプタ)
<図6>
<図7>
 ・インターネットに接続するため、プロバイダーから指示された各種設定をほどこす
  例えばTCP/IP−> ダイヤルアップアダプタ→***
<図8>
<図9>
G 「A1」のフォルダ、ドライブ、プリンターが共有ができるようにする。(コントロールパネル
   →ネットワーク→ネットワークの設定→フャイルとプリンタの共有でチェック)

  ・必要に応じて、他のパソコンにおいてもフォルダ、ドライブが共有できるようにしておく。

H 「A1」のフォルダ、ドライブ、プリンターに共有の設定をする。
   (該当のフォルダ、ドライブ、プリンターのアイコンで右クリック→共有→共有する)
<図10>
<図11>
 ・必要に応じて、他のパソコンにおいてもフォルダ、ドライブに共有の設定をする。
 ここまでの設定で、4台ともデスクトップの画面にあるネットワークコンピュータのアイコン
を開くと「work」とその中に「A1」「A2」「A3」「A4」があり、それも開くと、共有をか
けたフォルダ、ドライブ、プリンタが見える。「A1」にデータをすべていれて利用する
場合、「A1」がファイルサーバーになり、他の3台がクライアントになる。
  このことにより、4台にあるハードディスク、フォルダ、ドライブ(CD-ROM、FD)
及び「A1」のプリンターの利用が、どのパソコンからでも利用可能になる。また、
「A1」をファイルサーバーとすることにより、他のパソコンが「A1」から必要なデー
タをコピーして処理することが可能になり、4台の管理が1台の「A1」だけの管理
になり、文書管理が容易になるメリットがある。
<図12>
<図13>
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