1 家庭内イントラネットに必要なもの

 ここでは、LANをTCP/IPと呼ばれる通信方式でつなぐため、イントラネットを構成する。
ア パソコン

 ・ Microsoft 〇Windows98で動作する機種(ここでは、ISAバス内蔵を採用)

イ NIC(ネットワークアダプタ)
   (ここでは、l0BASE−T専用ISAバス用NICを採用) 

 ・NICは利用するケーブルの規格と接続するパソコンの拡張バスの規格に応じて、適切な種類
  のものを選ばなくてはならない。
 ・拡張バスには、ISAバス、PCIバスなどがある。
 ・NICの種類には、例えばl0BASE−T専用ISAバス用NIC、l0BASE−T/100BASE−TX
  対応PCIバス用NICなどがある。

ウ(ドライバ) 機器を購入すると付属

 ・NICを利用するためにはそれぞれの機器専用のドライバというプログラムが必要になる。
 エ ネットワークケーブル(ここでは、l0BASE−T用ケーブルを採用)

  ・l0BASE−T用ケーブルとよりはやいl00BASE−TX用ケーブルが現在最も多く利用
   されている。

 エ HUB
         
  ・l0BASE−Tの規格では、NICからのケーブルをHUBという集線器に接続す る。ケーブル
   はHUBから各パソコンに放射状に接続され、HUBから各パソコンま  でのケーブルの最
   大長はそれぞれ100mである。

 オ (ルータ) 

  ・LANの出口に普通ルータを設けるが、次に話すパソコン「A1」がルータの機能を持つので
   あえてつける必要はない。

 カ プリンタ等

  ・必要に応じて、備える。

 次に、家庭に入っている公衆回線が電話回線の場合とISDN回線の場合に分けてみる。

 T 電話回線の場合

 キ モデム(外付け型と拡張バスに取り付ける内臓型のモデムボードがある)
   RS232Cケーブル
   モジュラーケーブル

U ISDN回線の場合

 キ TA(外付け型と拡張バスに取り付ける内臓型のTAボードがある)

 DSU
   RS232Cケーブル
   モジュラーケーブル
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