システム開発の手順
 @ 業務上の問題点を挙げ、システムを導入する目的、目標
    を設定する
 A 業務の流れ、事務の流れをフローチャート化(DFD)し、問
    題点を掌握し、改善案を検討する。
 B 新システムの基本構想を設計する
   ・ ネットワークを流れる情報の種類、量、性格の分析
       例えば、経理データ、人事、成績データなどの機密
       を要する情報は、ネットワーク内に入れない。動画
       を使うので光ケーブルを使用。
   ・ ダウンした場合の対策
   ・ 費用の検討
     通信回線に専用線を使った方が割安。
  C ネットワーク機器等のハードウェアの選定
  D プログラムの作成
    (パッケージソフトの利用、ソフトの外注、自社開発)

導入例 自治体: 住民情報システム 学校図書館システム
       病院 : 医療支援トータルシステム 看護業務支援
             システム
       企業 : ノーツ スターオフィス サイボーズ

  E テスト使用
  F 全面利用

 以上のシステムの導入にあたってのポイントは、

  @ 専門業者にすべてまかせないこと、欲張りすぎない
     ことで、できるだけ簡単に作ること。
  A 仕事を精通している人が作ること。それが稚拙なも
     のであっても、漏れが少なく、現場の人を助けるからだ。
  B コンピュータの知識が少ない人しかいなくても、それなり
     に興味のある人を発見し育て、その人たちを組織化す
     ること
  C ネットワーク管理者を置くことにより、ネットワーク内のト
     ラブルを防いだりそのときの対処をマニュアル化してお
     くこと。また、外部からの不正アクセス、ウィルス、内部
     からのデータ破壊と改ざん、個人のプライバシーの侵害、
     著作権等の侵害への対処と構成員への教育

  D 構成員の意欲、心理、受容度と業務効率化の要求度の
     マッチングからどの程度コンピュータ化するか。
  E 構成員が随時データベースに情報を格納してゆき、更新
     を早くし、最新の情報にすること。また、データベースか
     ら入手した情報を加工して、再びデータベースに格納し
     ていく姿勢

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