7月9日(金)


  総合訪問があり、県の教育長を始め、次長、課長、課長補佐の方達が来校された。授業見学、研究授業関係への参加、図書室に集められた校務資料を閲覧等されたりして、何か本校に問題がないかどうかを調べられていた。
  朝から緊張の連続であったが、そつなくこなしていった。緊張の最高潮は、午後から教育委員会側と学校側とが対面形式での質問の応酬であった。教育長が心の教育について問うと、鵜飼校長の口元から淀みなく、美しい言葉の羅列がメロディーのように流れ、観衆を魅了した。観衆は双方とも盛大な拍手が送れないのをもどかしそうに、熱い視線で応じ合った。後で鵜飼校長から、本校の評価が高く終えたとの連絡があった。