7月15日(木)


  教育研究集会(情報科)に出すアンケートの中に、シラバスどおり実施しているかの項目があった。本校ではワープロ検定の準備に情報Aの時間が使われており、教科書をほとんど使うことがなく、シラバスは形だけであった。情報Aの講座5講座のうち3講座を持っている大須磨教頭に訊いたところ、
「シラバスどおりやっていない。あなた好きなように書いたら」と返答があった。
  もう1人の情報科の先生にも訊いてみた。
「情報Aの前期の成績ですが、速度3割、文書2割、教科書5割でみてはどうですか」

「やっと、(ワープロ検定の)通信文書を教えている段階で、教科書は無理。生徒には、ワープロ検定を取らせるのが生徒のためですよ」との返答であった。
「生徒のためというか。教員側の管理のしやすさだけでしょ。ワープロ検定は情報Aの目標とはちがいます。評価が、教科書の内容を評価しないというのはおかしい。また、生徒にとってクラスによって教える内容が違うのはおかしいと思う」と応じたところ、
「教えているのは1クラスだけです。教頭は3クラス教えています。(教科書を教えないことに対する)責任は軽いです」との返答であった。
「わたしも1クラスですが」と応じた。