3月9日(火)


  午前9時頃、情報準備室で商業科会議があり、商業科の4人が集まった。1・2年の成績のつけ方で、赤点をつけるのを極力避ける方向で話し合われた。赤点をつけると教員の指導力が問われるからだという。授業が成立しなく、精神が壊れたとぼやいていた楢崎先生の講座も赤点はなかった。私が今後の指導もあり、問題の生徒を呼び出し、指導をすべきと話したところ、問題の生徒は呼んでもこないし、先生が嫌いだと言うからだという。年度内に解決することをせず、来年度当初より、新メンバーの教員でしっかり授業のありかた、目標を定めていこうということになった。問題の生徒に対して、赤点をあえてつけて、補習で生徒を指導しようという発想がないのか。3年の補習で残した生徒の話があり、年度当初出欠をとる担当を途中から決めたため、その生徒の欠席時数が規定より超えているかもしれないという。しかし、該当の生徒が卒業してから言うというのは、どういうことなのか。こちらとしては、聞いてもどうすることもできないじゃないか。本来、単位が未履修の生徒の単位が認定されてしまったかもしれない。恐れていた卒業できないのに卒業してしまうことが、真実味を帯びてきた。