2月26日(木)


  1・2年の定期考査が始まっており、午前中は定期考査の監督と昨日からの補習の監督をこなした。
  午後1時10分に3階の情報準備室に、丸山先生を含めた情報管理課の先生3人がいた。第一情報室へ通じるドアのすぐ近くにあるパソコンのエラーの問題で集まっていたのである。そのパソコンには、データベースソフトが入っており、ネットワークの要の一部であった。
  どうにも直らないことに、時間がたつに従って腹を立ってきたのか、だれかれともなく口々に言い合った。
「パソコンソフトを買うだけ買って、その後の管理がいい加減じゃないか」
「学校で動いているサイボーズというソフト(掲示板の機能で日々の出欠席の連絡に利用)のCD―ROMなんか今まで見たことないよ」
「前の担当者、その前の担当者と買うだけ買って、管理しないいい加減さ。結局、とばっちりは自分達じゃないか」
  著作権なんか調べようがない。学校社会はいい加減な管理のオンパレード。今の情報管理課は丸山先生の音頭で管理を始めたといってよい。著作権は未知のものが多いし、どの学校も同じ状態だという。  
  1時半に会議があり、その冒頭に本校の入学定員が大幅に減って定員が割れたことに吉沢校長の見解を求める発言があった。吉沢校長は教育委員会と電話対応のため、結局、後日の職員朝礼で話す形になった。