2月2日(月)

 昼休みの時間に3年のクラス担任がいる職員室に顔を出し、専門高等学校等卒業生成績優秀者表彰の表彰者はどのようにして選んだのですかと訊いたところ、漢字検定、簿記検定などのいろいろな検定の合格で選考したということだった。

 放課後、いっしょに持っている講座の良くない生徒について、三邦先生と話し合ったが、また同じことの繰り返しで、後で話し合うことになった。この講座は明日の授業が最後で、定期的に授業の補助に来てくれている活用支援スタッフさんも来ないので、最後の授業だし、一度来てくれないかと訊いたところ、授業に出れないということだった。

 4時半に、近くの新生高校の彗明先生より電話が情報準備室にかかってきた。実は、以前に電子メールで専門高等学校等卒業生成績優秀者表彰の表彰規定について問い合わせたことがあった。彗明先生は、新生高校において学事システムに長くたずさわり、学事システムがわからないときは、よく訊く仲になっていた。

 その電話の大筋の内容は、新生高校は農業高校で、総合学科ではない。新生高校は教育課程の単位面と設備面で専門高校の用件を満たしている。総合学科で、専門高校の基準を満たしているかの判断は、専門学科の部会で決めること。専門高等学校等卒業生成績優秀者表彰で表彰されるためには、本校の場合、商業の単位25単位以上が必要ということであった。

 やはり表彰規定はあった。本校では、実施教育課程上でも、商業で25単位もない。すなわち、本校では表彰してはいけない表彰状を今まで出してきたことになる。校長、教頭、教務課長、・・・はそのことを知っていて、隠し続けてきているし、隠し続けてきたことになる。また教育委員会に本校の実施教育課程表を毎年届けてあるのだから、教育委員会も知ろうと思えば、知れる立場にあったことがわかった。